本の受け入れから提供まで ~書店編~

  あまり知られていない(であろう)図書館の業務について紹介します!

 

  図書館では、様々な方法で本を提供しています。その中のひとつ、「書店から購入して提供する」方法について紹介します。

 

まずは、選書(注1)担当者が、リクエストや蔵書(注2)のバランスを見ながら、書店に発注し、図書館に本を配達してもらいます。

 

届いた本を貸し出すまでに、矢掛町立図書館では、次のような流れで行っています。

  本の状態などを確認する

 図書館システムに本の情報などを登録する
(ここが一番大変で、時間がかかる)

  装備(ブックカバーかけなど)(量が多いと時間がかかる)

④リクエストされた方へ準備が出来た旨を連絡したり、書架に並べたりする

 

「どれくらいで借りることが出来ますか?」と聞かれることがありますが、お答えできないことが多いです。

なぜなら、選書するタイミングや注文してから届くまでの時間が予想できないからです。また、届いても以上のような作業があるため、すぐに提供することが出来ません。

 

リクエストされる場合は、気長にお待ちください。




(注1)選書

図書館が受入れる図書その他の資料を選定すること、またその選択の手段。


(注2)蔵書

所蔵している資料のこと。

(『図書館用語集 三訂版』より抜粋)

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