蔵書点検とは
3月20日(月)~25日(土)は、蔵書点検にご協力いただきありがとうございました。 蔵書点検は、本の所在を確認する大事な期間です。しかし、5日間も休館して、 どんな作業をしているのか、気になっている方もいっらしゃると思い、まとめてみました。 蔵書点検とは、蔵書の所在状況を明らかにする作業で、すべての蔵書を照合・点検するものです。(『図書館用語集三訂版』より) 開架・閉架・特集本・AV資料などすべての資料(矢掛町立図書館では約12万点)を、専用の機械を用いて1点ずつ読み込んでいきます。 一通り読み込みが終わったら、読み込みできなかった本を探します。 点検作業中は、スピードと通すのを飛ばさないように神経を使い、 点検漏れ確認は、通しミスと1年間の本の管理がきちんとできたかが問われているようで、緊張する時間です。 区切りが付いたら、館内の気になっている所の片付けや、ブックルの入れ替えなどを行っています。 終わった場所にはふせんをつけていいきます。最後にはがします。 (たまに、はがし忘れることも…) 手作業で1冊ずつ読み込んでいきます。 奥:点検不明本を探しているところ。 手前:蔵書点検中に見つけた正しくない場所に入っていた本など。 蔵書点検中に返却された本。 蔵書点検中のシステムでは、返却処理をすることができません。 点検終了まで大切に保管し、終了後に返却処理をします。 ちなみに、矢掛町立図書館では、託児室で保管しています。